Pivotの動画を見て学んだことをアウトプットかつ、忘れないためにブログに記載します。
1. 「寝ればOK」は卒業。年齢とともに進化すべき“休み方”
若い時は、睡眠だけで十分に回復できました。
しかし年齢を重ねると、自律神経やホルモン分泌の変化で、それだけでは疲れが抜けません。
特に重要なのが、「サーカディアンリズム(体内時計)」の活用。
- 朝:コルチゾールが分泌されて活動モードに
- 夜:メラトニンが分泌されて休息モードに
このリズムに沿った生活が、パフォーマンスの土台になります。
🕒 ポイント:朝起きたら光を浴びて、脳と体をリセット!

2. 医学的にみる「疲労」の正体とそのリスク
疲労とは、こう定義されます。
「過度な活動や病気によって生じた、休養を必要とする身体の機能低下」
そして疲労には2種類あります。
- 疲労:身体の機能低下(実害)
- 疲労感:主観的な「だるさ」や「やる気のなさ」
放っておくと、交感神経が優位になり、消化・免疫機能がダウン。
結果、肩こり・便秘・目の疲れ・炎症・病気のリスク増加につながります。

3. 「可視化」して疲労を見える化する
日本疲労学会は、**VAS(Visual Analogue Scale)**という簡易ツールを推奨しています。
- 朝と夜、自分の疲労度を数値化
- 「今日はどんな活動をしたか」を記録
- データを蓄積して「自分に合った休養スタイル」を発見!
疲労を言語化・数値化することで、感覚ではなく科学的に休めるようになります。
4. 最高の休養を取る7つの戦略
Pivot提唱する「最高の休養を取る7つの戦略」をベースに、日常に取り入れやすい具体例を交えて解説します。
① 身体的休養(Physical Rest)
- 受動的:睡眠、パワーナップ(15〜20分)
- 能動的:軽いストレッチ、ヨガ、マッサージ
🛏 例:プロアスリートも実践する「分割睡眠」や「リカバリーウェア」の活用
② 精神的休養(Mental Rest)
- 脳の“使いすぎ”をリセット
- マルチタスクを減らす
- 集中と休息を切り替える時間割を作る
🧠 例:ポモドーロ・テクニック(25分集中+5分休憩)など
③ 感情的休養(Emotional Rest)
- 感情を抑え込まず、正直でいられる時間を持つ
- 「いい人疲れ」からの回復
👥 例:誰にも気を遣わず話せる相手と会う/独り時間をつくる
④ 社会的休養(Social Rest)
- エネルギーを消耗する人間関係を減らす
- 安心できる人との交流で回復
🌳 例:ペットと過ごす、森林浴、穏やかな友人との時間
⑤ 感覚的休養(Sensory Rest)
- デジタルデトックス
- 騒音・光・情報の過剰刺激からの解放
📵 例:寝る前のスマホ断ち、自然音を聞く
⑥ 創造的休養(Creative Rest)
- 美しいものや自然に触れる
- 自分の感性が刺激される時間を持つ
🎨 例:美術館、料理、DIY、詩、風景の撮影
⑦ 霊的・価値的休養(Spiritual Rest)
- 自分の価値観と繋がる
- 瞑想、祈り、ボランティアなど
🧘 例:「今ここ」に集中するマインドフルネスや、日々の感謝を思い出す時間
5. 「攻めの休養」でパフォーマンスを最大化
これら7つの休養を複合的に取り入れることで、ただの「休み」ではなく、パフォーマンスのための“攻めの休養”が実現できます。
実際に、トップアスリートたちは「オフ=戦略」として捉えています。
- ロナウド:90分睡眠×5回の多層型分割睡眠
- 大谷翔平:球場に自分専用のマットレスを持参 など
6. 結論:「オフ・ファースト」こそが現代の働き方
休養は「余った時間に取るもの」ではありません。
プロフェッショナルであればこそ、最初に休養を設計する「オフ・ファースト」思考が必要です。
✅ あなたの「休養戦略」はどれ?
- 最近、どんな疲れを感じていますか?
- どのタイプの休養が不足していそうですか?
今日から「量より質」の休養へ。
疲労のループを断ち切り、最高の自分にアップデートしていきましょう。
📚 参考資料
本記事の一部は、以下の動画を参考に構成しています(内容は筆者による要約・解釈を含みます)。
動画では、7つの休養タイプの全体像や具体例がとてもわかりやすく紹介されています。より深く知りたい方は、ぜひご覧ください。